池永経営会計税理士法人
会計監査担当
松岡 純弘MATSUOKA SUMIHIRO
趣味へのこだわりと同じように、仕事へのこだわりを
会計の専門学校に進学していましたので、卒業後は、会計・経理に携わる仕事に就こうと考えていました。就職活動をする中で、ハローワークに求人票が出ているのを見つけたことが、池永経営会計事務所との出会いです。
学校の求人には募集がなかったことが気になっていましたので、面接時にその理由を池永所長に尋ねてみると、「あー忘れとった」と笑顔で回答が返ってきて、緊張がほぐれたことを思い出します。
現在は組織も税理士法人となり、社員数も50名以上となりましたが、私が入社した頃は、所長のご家族も含めた10名程度で、みんなで業務にあたっていたことが非常に懐かしく思われます。
当時は、担当者が一人で監査業務から決算、仕上げ、納品までをほぼ全て行っていました。
今は分業化が進み、監査業務以降の処理に携わるスタッフの数も増え、1社の決算が仕上がるまでに多くの社員が関わるようになりました。
個人事務所としての事業体から、企業へと組織ができあがり、1企業の中にいくつもの事業体ができている中で、私も微力ながらも共に成長させて頂きました。
振り返ってみれば、このような経験は、他社ではなかなかできなかったのではないかと思います。
日常の業務は、監査担当者として関与先へ赴く巡回監査をしていますが、会計のこと以外の周辺知識が、相当要求される仕事です。国税・地方税・社会保険・労働保険・民法など、多岐に渡る知識と、それに基づいた適切な処理が求められます。
もう1つの担当業務として、建設業関連の各種許認可申請・届出をしていますが、これも、建設業法という法律に基づいた適正な申請が必要です。
「このくらいでいいか」という仕事ではなく、「ここまでやって当たり前」という気持ちで取り組んでいかなければ、想定外の問題が生じた時の対応に違いが出ます。
誰もが、自分自身で何らかの「こだわり」というものがあると思いますが、趣味へのこだわりと同じように、またそれ以上に、仕事へのこだわりが必要な職種だと感じます。
そんなこだわりを持てる方なら、永く続けられると思っています。