不安と焦りの日々を超え、運送業のオンリーワン企業へ
「明日が見えない。」不安と焦りの日々
以前は、経営的にも綱渡りのような状態で、明日が見えない、その日暮らしのように感じながら毎日を過ごしていました。
税理士さんが作ってくれる試算表は手書きの数字が連なっていて、私にとっては何がなんだか分からなかったです。
数字を見ても、何が悪いのか、どこを改善すればよいのか見当もつきませんでした。
このままいけば破綻するのでは?という不安が常について回り、経営についてアドバイスを求めても具体的な助言も頂けなかったので、なんとかしなければ、という焦りだけがありました。
当時、東京営業所があったのですが、継続するか閉鎖するかで大変悩みました。
もちろん税理士にも相談しましたが、結局は自分の判断で閉鎖を決意しました。
今考えると間違っていなかったとは思いますが、日頃から、そしてこういう時こそ力になってもらえる税理士が必要だと思いました。
オンリーワン企業になろう!アドバイスをもとに実践したこと
ある日、知り合いの経営者と一緒に池永経営のセミナーに参加しました。
目から鱗が落ちるような感覚でした。
経営についてのたくさんの糸口やヒントを与えてもらったと思います。
池永経営にお願いするようになって、最もありがたかったのは数字に関することですね。
月次決算書や財務分析などの資料が、会計の専門家ではない経営者にもきちんと伝わるよう、グラフや図が多く取り入れられ、今の会社の状態、今後の予想やアドバイス、そして活用できる補助金の説明まで添付される。
池永所長や担当の方との話の中でも、いろいろなことを学び、不安を払拭してもらいました。
中でも、所長から伺った「何でもいいからオンリーワン企業を目指されたらいかがですか?」の言葉は強く印象に残っています。
船舶を持っている知り合いが言った、「ボートを運ぶ業者がなかなかいない」という言葉をきっかけにして、運ぶことが非常に難しいボートやクルーザーの輸送も得意にしていったことも、うちにしかできない事を、という気持ちが基になっています。
今では、全国的にもボートやクルーザーの輸送が得意な会社として広く認知されています。
トラックのカラーリングやデザイン、ロゴにもこだわっています。
トラックを何百台も撮影・分析し、20年後も記憶に残るようにと、この外装にしました。
実際に、すごく目立っていますよ!
とりあえず相談することで、「できないかもしれない」が「やってみるか!」に
ある時、土地が競売にかけられ、移転せざるを得ない状況になったことがあります。
そんな時でも、すぐ池永経営に相談し、担当の方に力になってもらいました。
困難がある時にも池永経営さんが一緒になって頑張ってくれるので、心強く思っています。
このように、税務会計だけでなく様々な経営に関することで相談をしてきました。
もちろん人事や労務に関してもお世話になっています。
補助金や助成金の情報を頂いたり、就業規則の整備・変更をお願いしたり。
経営していればどうしても起きる、様々な問題の解決に尽力して頂いています。
いつでも相談できますし、また、いろいろな分野の専門家が集まっているので、「とりあえず池永経営に電話しよう」といった感覚です。
今までは「できないかもしれない」と思っていたことが、「できるか?やってみるか!」という気持ちになり、経営に対して自然と前を向いて次への発想もわいてくるようになりました。
おかげで、以前は大手の物流会社や同業者の下請の仕事が多かったのですが、現在は直荷主さんとの取引が大半となり、自社不動産、社屋、倉庫を保有できるようになりました。
今後も運送業の中でのオンリーワン企業となるべく、輸送・梱包・保管や、長尺貨物の分野でも積極的に挑戦していきます。